メダカはライスフィッシュ、田んぼの魚 

メダカの意味を文献で調べてみました

メダカは属名をオリジアス<Oryzias>といい、ギリシャ語の<Oryza>つまり<米>という意味で、水田や
 それにつながる淡水路にすむことに由来している
メダカは英名でライスフィッシュ<ricefish>および蘭名も<米の魚>で、オリジアスと同じ意図からつけ
 られたものである
分類:ダツ目 メダカ亜目 メダカ科 メダカ(*卵生種)
 体長30〜40mm 日本から東南アジアにかけての淡水に生息(日本では北海道を除く各地に広く分布)
 オス、メスの区別/メスは尻びれの後半が短い オスは背びれに切れ込みがある
類似:カダヤシ科 カダヤシ(*卵胎生種・蚊絶やし・グッピー)北アメリカ南東部の大西洋岸から
 メキシコ湾岸に生息 蚊の産卵する水たまり、沼地に生息 ボウフラなど好んで食べる 雑食性
 日本でも、戦後に蚊を退治させるために放流されたものが繁殖し全国に拡大、メダカをおびやかしている
* 卵生は卵を産卵する *卵胎生種は稚魚を生む
雑学:
メダカの呼び名(方言)は全国各地でさまざまあり、何千種もあるといわれている。
メダカを食用にしている(いた)所は新潟県中越地方の中蒲原の村松地方、見附(市)地方、下越地方の鹿瀬町
  、 他には山梨県中巨摩郡西條村(現昭和町)とのこと。新潟県ではつくだ煮として現在でも販売されている。
 それらの地域では昔、メダカは冬場の閉ざされた山間部での貴重なタンパク源となっていたようである。

 田んぼとメダカのお話  めだか印/目高達郎
 春、田んぼに水が張られ田植えが始まる頃、水路から田んぼに農業用水といっしょにメダカも入り込みます。
豊富なミジンコや微生物などをエサとして十分な栄養を摂取することで、メダカはまるまる太り、繁殖活動が始
まる。メスの産卵は1回に10〜20粒の卵を毎日のように、苗に産卵し、田んぼに注ぐあたたかな日差しで卵は
2週間程でフ化をする。栄養豊富な田んぼの土には無尽蔵に微生物が発生し、それらをエサとする、カエルやオ
タマジャクシ、ヤゴなどの水生生物もメダカといっしょに成長していくのです。2002.2.26 
 害虫・益虫・ただの虫/田の虫図鑑を見つけて
農薬を使わない田んぼの中には、多種多様な生物・微生物がいることくらい知っていたつもりが、いざ何がいる
の?と聞かれても、カエル・ゲンゴロウ・ヤゴ・ミジンコ・アメンボ・メダカくらいの名前しか言えない。
ところが最近、図書館で見つけた本をみて目からウロコが。なんと田んぼの中には虫のたぎうだけでも600種位
が棲んでいるという。虫たちは良い子・悪い子・普通の子ならぬ、「害虫・益虫・ただの虫」というように分類
できる。その中でも圧倒的に多い「害にも益にもならぬ、ただの虫」がただならぬ 働きをしているということ。
有機物を分解したり、益虫のエサにもなったりで、これこそ現代のゲーム「ピクミン」みたいだ。3.10 つづく