お池にはまって、さあ大変
ニュースのニュースです/メダカワールド ドジョウ通信社
2000


新潟日報 メダカ育てて「環境問題」学ぶ12/12  新潟の小学生、三宅さん 
 私のクラスでは、昨年の四月からメダカを飼い始めました。そのきっかけは一枚の新
聞からでした。「メダカ絶めつの危機」と出ており、それを見たクラスがざわっとなり
ました。そして「私たちで増やしていこうよ」という意見が出て、近くの川でメダカを
とってきて飼い始めたのです。メダカを育てて二ヶ月後、赤ちゃんが生まれました。そ
の時、初めて育ててきてよかったと実感しました。水かえ、えさやり、採卵と大変な仕
事はいくつかあったけど「メダカのためだ」と思ってがんばりました。それから数カ月
後にとうとうメダカの放流をする時がきました。メダカを川にかえしたら、群れになり
元気に泳いでとてもほっとしました。メダカと出会って生き物の大切さを学びました。

朝日新聞 外来魚など増加メダカも増える:河川水辺国勢調査)11/25抜粋
建設省が24日まとめた「河川水辺国勢調査」によると、各地に悪影響を与えている「
ブラックバス」などの肉食外来魚が生息する河川が増え続けているという。釣りマニア
の放流や稚アユの放流が原因と考えられ生態系への悪影響が懸念されている。 また、
国産魚については生息地が人為的に広がっている。その中で絶滅が心配されているメダ
カは26河川で確認され、前回より3ヶ所増えた。しかし、メダカと同じような場所に生
息する外来種のメダカを攻撃するとされるカダヤシが前回の倍の6ヶ所で確認という。
*メダカが増えたといっても人為的なのか?、カダヤシも増えているということが大問
題だ。早急にメダカが生息地している河川のメダカの保護と生息環境の見直しが必要。
ところで、建設省のこの調査により、環境庁との何か連係対策はあるのかどうか?。
メダカのすみかをなくした原因、ほ場整備の関係は農水省でしたっけ?責任はどこ?。

読売新聞:新潟版「冬を制す早めの準備」柏崎市主婦、坂本さん11.24付抜粋
今年は一ヶ月早く木枯らしが吹きましたので、我が家は早めにこたつ布団を出し、こた
つを整えファンヒーターに灯油を入れ、朝晩の冷え込みに備えました。10月21日に、
霜に当っては困るシンビジウムほかを暖かな陽光の射し込む廊下に、メダカや小カニと
一緒に移しました。メダカに孫メダカが3匹生まれ元気に育っています。2001年には
ひ孫が生まれるよう願っています。
*この話題で少しほっといたしました。日本海側の厳しい冬を少しでも過ごしやすくさ
せてやろうとする思いが伝わります。メダカの移動も例年冬支度の一つなのですね〜。

週間フライデー「一尾3万円の奇形メダカが異常ブームに」12/1号から
これはスクープなのか?写真週間誌にメダカ記事が!。背中の曲ったメダカと極端に体
が短いメダカの写真が掲載!。99年に絶滅危惧種に指定されてからメダカがブームなの
だそうだ。さらにエスカレートしてマニアの間では奇形メダカがペアで15000円、高い
ものでは1尾3万円という金額で取り引きされている奇形メダカもいるということ。背中
の曲ったメダカは、「ウエーブ」と呼ばれているらしい。「メダカが消える日」の本を
執筆されている小澤さんが「メダカがこんなに高値で商売にされるのはよくない。さら
に、無責任な飼い主が飼育にあきたからといって川に放流することにでもなると自然の
生態系に悪影響をおよぼすことにもなりかねない。」と警告。*世も末というのはこうい
うこと。カラーメダカやカラフルな熱帯魚の胎生メダカなら多くの愛好家は存在するが、
奇形メダカの場合はかけ合わせてあえてつくりだしているということ。さらに農薬まで
使って。とても信じられない。その世紀末もあとわずかで新世紀を迎えることになるのだ
が、メダカが今後も前途多難になりそうだ。2000.11.23

読売新聞:新潟版「親子で参加、めだかの学校」保護目指し調査:9/21抜粋
見附市のまちづくり団体「めだかの学校」の「親子めだか探検」がこのほど行われ、親
子連れら54人が参加した。今年は環境にも着目し、メダカだけでなく、人間にも住み良
い場所づくりも考えた。同市ではメダカをうるめと呼び、食用にするなど親しみが深い
。しかし昨年の絶滅危惧に分類されてから「めだかの学校」では保護も兼ねてメダカを
キーワードに町づくりを考えようと、昨年の9月の第一回探検で市内を調べた。今回は
追跡調査と、環境の確認を中心に行った。新潟大の酒泉教授にメダカの見分け方を聞い
た後、市内を探検。参加者の池山さんは「子供がメダカを見て、飼育して、地域の資源
を大切にする気持ちを育ててほしい。そのため子供の参加を増やしたい」と話していた
*めだかを食用にする文化があるからこそ、どこよりもメダカに関心があるようですね
これからも、みつけを探検しながら、どんどん「めだかの学校を」みつけてください。

朝日新聞 くらし:ごみ環境「メダカの作文募集」9/18付

小学生を対象にメダカなどの身近な生物の生息環境の保護や飼育体験などに関する作文
を募集。字数、書式は自由。優秀作は12月9、10日に大阪市で開催予定の「全国めだか
シンポジウム」で発表される。締め切りは10月31日 
         問い合わせ:高知県生態系保護協会 088-828-6400
*保護や飼育体験の優秀作が来年度の小学校理科の教科書に載れば授業も変わるかも。
今の教科書にはヒメダカしか載ってないし、野メダカにも登場してもらいたいですね〜

朝日新聞 メダカの学校「お引っ越し」8/30付
青森市内にある東北縦貫自動車道などの用地に生息するメダカを保護しようと、同市立
原別小学校3年生の児童87人らが29日、メダカたちを網ですくい、近くの農業水路に
引っ越しさせた。昨年2月に環境庁がメダカを「絶滅危惧2類」に含めたことを受け、
建設省青森工事事務所が用地内の水田などを調べたところ、17ケ所で生息を確認。
今回の「救出作戦」となった。
*建設省もみかねて動いてくれるのですね。青森はメダカもスイスイ東北縦貫自動車道。 
朝日新聞 くらし:ごみ環境「種の保存法 制定から8年」より抜粋8/28付
現在、同法に基づいて57種が「国内希少種」に指定され、一部で生息地保護区の設定や
保護増殖事業が行われている。しかし、こうした国内希少種に指定されているのは、絶
滅危惧種のわずか2.4%にすぎない。指定には「学名」や「種」全体でなければならない
とか法自体の限界を指摘する声があがっている。(埼玉県熊谷市の利根川水系に生息の
淡水魚、ムサシトミヨの例をあげて、環境庁による種の保存法指定のむずかしさを指摘
 種の保存法に指定されると自動的に捕獲・譲渡が禁止や、開発行為や立ち入り禁止さ
れる保護区の設定やトキのように保護増殖の対象になる。ただ、あくまで「種」や「亜
種」「変種」が対象で「地域個体群」は対象にならない。例えば、東京のメダカが絶滅
にひんしていても、全国的にそうでないなら希少種には指定されない。米国では「地域
個体群」での指定もできることになっている「地域個体群の絶滅の積み重ねが、種の絶
滅につながる」との考えからだという。
*日本の場合、全国的にほとんどいなくならなければ対策されないということか、メダ
カがこんなに少なくなっているのにもかかわらず大騒ぎされないのがわかった気がする
まあ、いざとなれば中国から借りてくればいいのかしら!?。
とにかく、自分のところのメダカは自分で守ることにしましょう。

読売新聞 ふるさと新聞2000列島オンライン「鳥取」8/9付
東郷町の県立東郷湖臨海公園内の水たまりで見つかったメダカを保護するため
、県は今秋、メダカ池の建設を始める。環境庁の「レッドリスト」の絶滅危惧種で、
昨年6月に見つけた町内有志が「東郷メダカの会」を結成、県に保護を要請していた。
池は300平方メートルで、網を張って外敵の侵入を防ぎ、観察場所も設ける。
*町内有志が県を動かしたのですね。メダカがナマズを動かしたようなものだ、違うか?
さらに環境庁が動けばメダカがクジラを動かすことになるのか?、やっぱり違うかな?。

読売新聞 「メダカの飼育、体験してみて」観察用に稚魚の配付 8/5付
メダカを育ててみませんか。不登校の子どもや親の教育相談に当たる田口教育研究所
が、メダカの稚魚の宅配を始めている。パソコンなどを使った動物の「飼育ゲーム」が
人気だが、本物の生き物を育て、死をみとる体験から命の大切さを学んでほしいと取り
組んでいる。今回は配付するのは、上智大学生命科学研究所で研究用に集めたもの。卵
だけを研究に使うので手つかずの稚魚の有効な活用として考えついた。

朝日新聞 ののちゃんの自由研究「里山を守ろう」から抜粋 8/2付
暮らしに身近な自然の宝庫として、昔ながらの人と里山、生き物との関係を考えてみま
しょう。里山の一年/春:冬の間に落ちた枯れ葉をかき集め、農家の人がたい肥を作り
ます。(それを田や畑に入れ土づくり)山ではフクジュソウが咲き、やがて山菜とりの
季節となります。田んぼの水たまりではカエルが卵を産みつけます。
初夏:田んぼに水をはり、苗を植えます。用水路からメダカが田んぼに入り、卵を産み
始めます。ふ化して成長すると、水路をたどって小川に戻って行きます。(以下省略)
そんな里山を守ろうという動きがいろんな形で始まっています。
愛知万博の予定地からはずされた休耕田で、里山を守るために、今年から自然保護団
体らによる田んぼの復元が始まった。

朝日新聞 ふるさと発[宮城]8/1付
河川環境のバロメーターと言われるメダカの保護策を話し合う、初の「東北メダカサミ
ット」が、8月26日に古川市で開かれる。河川保護に取り組む地元グループの主催。
メダカ研究の第一人者、酒泉満・新潟大学教授の講演や、各地の活動紹介が予定される。
*酒泉教授は全国ひっぱりだこで大忙し、もう少し近くならぜひ行ってみたいのだが、。 

朝日新聞:21世紀序奏「メダカを泳がす生物検定法」7月27日科学より 
 浦野紘平さん(横浜国立大教授・環境安全工学)のお話
いま、日本で商業生産されている化学物質は6万から7万種類もあるんです。ダイオキシ
ンのようにつくりたくないのにできてしまう物質も数万種類あるといわれています。
なのに、環境への排出が法規制されているのは わずか数十種類しかない。
あまり知られていませんが、日本は世界一の農薬使用大国なんですね。(中略、抜粋)
とくに除草剤が多く、人の健康だけでなく藻類などの水生生物を傷つけて生態系を底辺
から侵していると思う。さんざん使っておきながら、後になって有害だとわかる。化学
物質の歴史はそのくり返しでした。1992年の地球サミットで「総合的化学物質管理」
が提唱。大気や水の測定費用もばかにならない、そこで「生物検定法」の研究が進んで
います。酵母やメダカ、ミジンコ、藻類などに現れる影響を調べて毒性の強さを測定。
個々の物質がわからなくてもよく、短時間で簡単にできる。排水の中の規制物質だけを
測って「基準以下なので安全です」といわれるより、「メダカの子どもも元気に泳いで
いますよ」のほうが安心できるでしょ。
*安心できます。そしてメダカの子を見ているとほのぼのとやさしい気持ちにもなれま
すね。まだとても小さな子めだかも生息できる環境なら絶対安心のメダカマークです。
 いよいよ21世紀のメダカはやさしさそして、安心になっていくのでしょうか。

新潟日報:「メダカの学校 自然たっぷり」 5月21日付(抜粋)
絶滅が心配されるメダカが群れている新井市の水原地区の棚田を、上越市の上越教育大
付属小学校が学校田に借りることになった。田植えから脱穀までの作業に取り組みなが
ら豊かな自然に親しみ、学ぶのが目的で19日、同小5年生の35人が地元農家の手ほ
どきを受けながら手植えを行った。これまで同小の学校田があったが、メダカがあちこ
ちもっと泳ぐ自然豊かな棚田で人と生物の共生について学習しようと(この地を)借り
上げた。児童は横一列に並びひざ下まで埋まりながらの田植えと、周辺の散歩、ヨシの
草笛で遊ぶなど豊かな自然も満喫。田の提供と指導した八重沢さんは「田植えを通じて
田舎の良さや米作りの大切さを学んでほしい」。今後は、草取り、稲刈りなどの一連の
農作業の参加、自然観察、農家での宿泊と早朝作業なども行う。引率の八木教諭は「子
供たちに人が生きることと生物が生きるバランスを学び、つらい作業をすることで生き
ることを実感してほしい」と願いを込めた。
*この時間のかかる一連のカリキュラムは、きっと生徒たちの将来のために必要なこと
がつまった体験となることにちがいない。上教大付小の理解と先生の熱意はすごい。
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 産経新聞
:新潟/棚田のオーナー 田植えを初体験 5月14日付(抜粋)
メダカの泳ぐ昔ながらの自然豊かな田んぼで米作りの楽しさを味わってもらおうと、昨
年11月に新井市で「メダカの泳ぐ棚田オーナー制度」が発足。10万円のオーナー料で
、稲作や自然体験と120キロの「メダカ米(無農薬コシヒカリ)」を提供。「メダカの
楽耕(がっこう)」と名付けて都会の人たちに参加を呼び掛けたところ、県内10人と
沖縄、福岡、静岡など県外から12人の計22人が応募。この13日に参加者が早速棚田で
田植え。子供の中には腰近くまで水につかって悪戦苦闘。同地区は、ため池やわき水に
メダカが群れ池田さん(メンバー)は希望者にメダカを贈ってきた。田んぼは水温が上
がり、稲が大きく育つころ、メダカが産卵とふ化をくり返して増えるという。
*メダカの楽耕(がっこう)とは新しい。メダカが復活するには、里山や棚田を維持し
、さらに自然にやさしい農業、それを実践できる人などいろんな事が必要ですね。

読売新聞:社説/「赤」点滅の動植物が倍増した 5月12日付(抜粋)
佐渡島でトキのヒナが相次いでかえり、「優優」の家族は五羽となった。福岡の動物園
では、ツシマヤマネコの初めての赤ちゃんが元気に育っている。人の手による繁殖では
あるが、国際保護鳥や国の天然記念物の朗報を喜びたい。この機会に希少な鳥獣からも
う一歩踏み込み、ふだん見過ごてしまいそうな小さな生き物にも、優しい視線を送りた
い。環境庁の新しい「レッドリスト」ができ、新リストの、強調するのはメダカやゲン
ゴロウ、サクラソウやフジバカマなどという昔から身の回りで見られた、なじみの種ま
でが危うくなっている現状だ。草地と清流と湿地の消失。チョウの仲間の赤信号(草地
の住宅、ゴルフ場化)イワナやニホンザリガニがいなくなる(名ばかりの清流)イトト
ンボ、小型サンショウウオが少なくなった(湿地の無価値と思い込んできた結果)地球
の生態系の中で、小さな生き物も役割を果たしている。それを忘れた開発は結局、人の
健康に跳ね返ってくる。一年前、メダカの危機が発表されて以降、「全国めだかシンポ
ジウム」の開催、市民の保護運動、などによる復活の兆しも報告。新リストの周知徹底
を図り、判断の指標として活用したい。環境庁による種の保存法指定57種、保護増殖
19種いずれも対象の範囲を広げるべきだろう。
*メダカについていえば、地域で分類される自然のクロメダカの存在の周知徹底を早く
しないと、いくらでもいる養殖物のメダカを安易な自然復活の目的でどんどん放流され
ることになる。さらに、稀少価値というレッテルを張られた為の営利業者による乱獲な
どの規制を早めないと。全国の小学校理科の教材メダカの学習後の扱いも大変心配だ。

 5月3日「めだかの学校」などの作曲者、中田喜直さん死去されました(享年76才・
日本童謡協会会長)    ご冥福をお祈りいたします
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朝日新聞:
天声人語では中田さんら作曲家5人で1955に結成した「ろばの会」を取り
上げている。メンバーの宇賀神さん、磯部さんが逝き残る三人が、高齢になったことか
ら3月、今年結成45周年に区切りとして「さよならコンサート」が行なわれた矢先の事
だった。「めだかの学校」「ちいさい秋みつけた」「かわいいかくれんぼ」など数々の
名曲の産みの親、中田喜直さんの信念は「音楽は楽しくて美しいことが根本」という。

読売新聞にいがた第3県版:テーマ「釣り」の投稿(燕市の野島さん)抜4/28
 〜小物にも福がある〜「メダカのような魚でも数のうちだ。捨てないで置くか」
これが実に幸運だった。30年ほど前に会社の釣り大会でのこと。子供のころよりの釣り
好きで自信もあったが、その時は小フナやカメしか釣れなかった。表彰時に大物、重量
、数量の他にナマズやコイの各賞表彰、最後に「こんな小さい魚、他にも釣られた方は
?」の呼び掛けに私も差し出したら、「2匹も釣った君が珍魚賞」。小さい針で、小物
でも釣れればの期待から、思いがけない賞をもらった。
*本来の生態の中で、自然のままの釣り。古き良き時代のほのぼのとした想い出ですね

毎日新聞:環境、地域から地球へ「自ら用水路掘り、生物観察」から抜粋3/3
 大阪府立城山高校近くの畑の周囲には深さ1M〜50センチの用水路が100Mにわたっ
て続いている。同校園芸科3年の田中さんと横田さんが一昨年秋、3か月かけてスコップ
で掘った。時間の経過とともにこの用水路にすみついた水生生物を調べ「水生生物の復
元」として卒業研究となった。幼いころ追いかけた生き物を見かけないことに気付き、
いつからいなくなったのかという疑問から思いついた。水がゆっくりとよどむ用水路を
掘り、半年かけて観察を続けた。結果、都会では見ることが少なくなった水生昆虫やド
ジョウなどが生息。これとは別に水槽で水草の種類によるメダカの繁殖率の実験で、ハ
スが最も高いことが判明。春からの就職先、造園会社において「研究の経験は将来、地
域の動植物が共生するビオトープの復元など、自然保護活動に生かしたい」と目を輝か
せている。
*近年ビオトープつくりが盛んになっています、実にたのもしい卒業研究です。

愛知県でのメダカ遺伝子問題が、本年度メダカ繁殖期前になんとか対策が検討さ
れそうです。後半に:1月3日の中日新聞記事へリンクあり
 以下、1999年11月24日の問題提起から/ 
私たちリリオの会では、メダカが絶滅危惧種に指定されて以来、地元愛知県岩倉市の五
条川においてメダカの生息調査をおこないました。生活廃水の流れ前ほどではないにし
ろ、しっかりメダカは生息していました。さっそく捕獲して、繁殖、捕獲地点への放流
と計画は、順調に進んでいます。30匹ほどから始めて、いまでは1000匹ほどになり
ました。先月には、そのメダカを遺伝子鑑定に出し、めだたく「濃尾平野地方のメダカ
」と呼んでもよいとお墨付きもいただきました。この濃尾メダカは、名前のとおり全国
でもこの地域のみにしか生息しない型だそうです。しかしちょっとここで厄介な問題を
抱え込んでしまったようです。以前はペットショップでも、ほとんど見かけなかったク
ロメダカですが、最近はかなりの頻度で見かけるようになりました。商業価値がでて、
業者が生息地で乱獲などといった噂も聞きます。実際、ここ愛知県の弥富の金魚養殖業
者さんも、岡山から一万匹のクロメダカを購入して、来年は県下の小学校に教材用とし
てプレゼントすると言うお話です。(一応「放流はしないように」という但し書き付で
の配布だったような記憶がありますが、私の勘違いかもしれません。)金魚養殖業者さ
んは、養殖も成功。現在、数万匹というお話です。全国に販売となると、遺伝子の地域
差が保たれている地域の型と、混ざってしまうことも時間の問題かと思います。
そして、2000年1月3日、中日新聞の三面に大きく載りました。報告:記事紹介
*今後全国で同じ状況が起きた場合の解決策として重要かつ参考にすべき記事です


ドジョウニュース(1998〜1999)