ここはM−092教室です広島の原さん(広島大学大学院学校教育研究科)

メダカの産卵について
メダカの産卵の誘発要因は、主に2つあって
1. 日照時間  2. 雄の存在です。
日照時間は14時間を越えると、まず間違い無く産卵します。
交尾の瞬間をビデオで撮影しているのですが、黒画用紙で水槽を多い、前日に14時間
以上蛍光灯をつけておくと、翌日観察したい時間に黒画用紙を取り除くと平均15分以
内には交尾をします。
次に、雄の存在です。メダカは雄の刺激を受けないと、排卵をしません。したがって
確実に産卵シーンを見たければ、前日の夜に雄を別にしておく必要があります。
水温は20〜25℃がベストでしょう。
餌はイトミミズを大量に与えるのが手っ取り早いです。
ただし、余り与えすぎると、卵内に油滴が増えます。
日照時間の調整は、熱帯魚用の自動電源プログラムタイマーを使えば容易だと思いま
す。もちろん、早起きして見てもかまいませんが。
雄の放精について/たまにはっきりと見られます。
白い液がもやもやっとした後、底へ沈んで行くのが見えます。
雌は排卵3条件(1.水温 2.餌 3.光)が整うと排卵します。
そして夜明け前午前4時ごろ、排卵して、今度は産卵2条件(1.光 2.雄の存在)が
整って産卵・交尾をします。
排卵条件が整うと、雌はとりあえず排卵を繰り返すそうで、ここで雄からの刺激が得
られないと、次々と排卵されてきた卵が腹内にたまっていき、やがては過成熟卵とな
って、表面が固くなるそうです。そうなると、雄からの刺激が得られても、詰まって
しまって産卵ができなくなり、やがては腹の皮がパンクしてしまうそうです。
ただ、過成熟卵というのは、後に雄からの刺激を得なかった場合でも詰まってしまう
のか、あるいは過成熟卵がたまる事には問題が無く、刺激を得なかったらやがては消
滅してしまうものなのか、といった点がよくわからないので、なんとも言えませんが
・・・。
農薬に関して/塩害や水温、富栄養化にはあれだけ強いメダカも、農薬は一発でK.O.
です。注意したほうがよい。
     メールアドレス:thara@ipc.hiroshima-u.ac.jp  原 竜也



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